昭和road
ウルトラマン
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写真はウルトラマンのスーツアクター古谷敏氏が書かれた本です。初代ウルトラマンファンの方にはおすすめの本です。成田亨氏からお願いされ不本意ながらスーツアクターを承諾したものの俳優へのこだわりと嘔吐しながら激やせしていく超ハードな撮影からも逃れたいという気持ちが徐々に世評・子供たちの声・俳優仲間からの激励や支援によってウルトラマンのスーツを着たスーツアクターから、自他共にウルトラマンと同化した古谷敏氏の精神の変遷ストーリーを本人だからこそ書けた赤裸々な飾りのない言葉で語られていて感極まる内容でした。何時かご本人とお会い出来れば今も愛され続けるウルトラマンを世に出してくださった感謝をお伝えしたいものです。 ☆以下82cm(1/50)ウルトラマンとガレージキット制作記録 |
ブルーからレッドアラート点滅動画ブルー点灯から約1分20秒でレッド点滅（ﾋﾟｰｺﾝ､ﾋﾟｰｺﾝ､ﾋﾟｰｺﾝ）、約1分45でレッドアラート点滅（ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ）になり３分弱で消灯する仕様になっています。 |
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常時点灯（ブルー）モード用右耳装着スイッチ右耳には3分間タイマーが起動しない常時青色点灯モード用のトグルスイッチを仕込みマスクは取り外しが可能な構造にしました。成田亨氏デザインのCtypeウルトラマンのアルカイックスマイルの横顔は実に美しい |
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３分間点灯（ブルーからレッド点滅）モード用左耳装着スイッチ左耳に仕込んだトグルスイッチＯＮで地上格闘モードとして青から赤点滅まで約１分20秒、赤点滅から急速赤点滅まで1分45秒、急速赤点滅から約3分で消灯する。またスイッチＯＮ-OFFを繰り返すことで青から赤点滅そして消灯を順次繰り返す。タイマー音は点滅に同期して発生、ブザーはマスク口元のボディー側に装着してあります（目の覗き穴から音が漏れる構造）。尚、タイマー音は市販おもちゃの音声合成LSIを移植させてもらいました。腹部の割れ目は電池交換時に開けられる構造のためで、LEDの輝度は10mA程度にシリーズ抵抗で調整しブザー音は電圧の関係で単三電池3本にしLED点灯と電子回路系の単三電池2本の電池ボックスと併用しています。 |
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全身像30年前娘が幼稚園時代に作ったときはほぼこのウルトラマンさんと同じ位の背丈でしたが今はもう嫁に行ってしまいました('18年10月撮影)。 |
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①上半身赤地塗装 上半身組み立て後に両腕取り付け部等にパテによる下地整形後にレッドデザインの為の赤地を全面塗装した状態。 ②上半身赤地マスキング次工程のシルバー塗装するための赤地塗装のレッドデザインをマスキング施工した状態。 |
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③下半身赤地塗装下半身組み立て後に両足首取り付け部等にパテによる下地整形後にレッドデザインの為の赤地塗装した状態。④下半身赤地マスキング次工程のシルバー塗装するための赤地塗装のレッドデザインをマスキング施工した状態。 |
③ ④
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①LED眼球用のリフレクタと眼球カバーリフレクタ(反射板)は100円ショップで購入した懐中電灯のリフレクタをガスコンロで眼球カバー形状に合わせ熱処理変形させて不要部分をカットした物。眼球カバーには内部に発砲ウレタンシートを仕込み光拡散処理を施工。②眼球取り付け前のマスク上のLEDリフレクタ(反射板)を取り付けたマスク。LED眼球は組み立て時にLED配線した後に取り付ける。 |
① ②
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①眼球点灯テスト LEDの輝度調整ならびに眼球カバーの光拡散テスト。 ②カラータイマー点灯テストレッドLEDと30年前にはなかったブルーLEDを胸部装着状態で輝度確認をする。 |
① ②
ウルトラマンが闘わない第33話『禁じられた言葉』は金城哲夫さんの脚本で戦後復興期にあった日本の未来へ思いを馳せた将来の大人達へのメッセージを感じます。
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★メフィラス星人に捕らえられたサトル君との交渉シーンで ・メフィラス「君が星を好きな様に私も地球という星が大好きだ。さてサトル君、私は自分の星からこの地球を見ているうちに地球とサトル君がどうしても欲しくなったんだ。 でも、私は暴力は嫌いでね。私の星でも紳士というのは礼儀正しいもの、力ずくで地球を奪うのは私のルールに反するんだ。 そこで、地球人であるサトル君に了解をもらいたいと思うんだ。サトル君は素晴らしい地球人だ。 どうだね、この私にたった一言、『地球をあなたにあげましょう』と言ってくれないかね。」 ・サトル「やだ! 絶対やだ!!」 |
・・（中略）・・ ・メフィラス「サトル君地球なんかサラリと捨てて、そういう星の人間になりたくはないかね。」 ・サトル「僕一人がどんなに長生きしたって、どんなに豊かな暮らしができたって、ちっとも嬉しくなんかないや! 僕は地球の人間なんだぞ!」 ・メフィラス「ほざくなっ!」 ◎サトル君をなぜ地球人の子供代表に選んだのか、おそらくメフィラスは科特隊のフジ隊員を姉に持ち日々地球防衛に関心を抱く正義感の強い善良なサトルに白羽の矢を立てたのだと推測する。自分の星に欲しいサトルを選んだ事は知的な紳士的宇宙人という設定にある。そして幾多の甘い言葉に誘われないサトルとの交渉に敗北してウルトラマンとの戦いに行く。 |
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★ウルトラマンとメフィラス星人の対峙シーン メフィラス「・・・よそうウルトラマン宇宙人同士が戦ってもしようがない。私が欲しいのは地球の心だったんだ。だが私は負けた。子供にさえ負けてしまった。しかし私は諦めたわけではない。いつか私に地球を売り渡す人間が必ずいるはずだ。必ず来るぞ、ワハハハ・・・」 アラシ「ウルトラマンはなぜ闘わなかったんだろう」 |
・・・そしてナレーションで 《青く美しい地球、我々はこの人類の故郷をあらゆる侵略から守らねばならないのだ。地球を売り渡す様な人間になってはいけない。メフィラス星人は今度はあなたの心に挑戦してくるかもしれない》 で終わる。 ◎こんな律儀なメフィラス星人を可愛いと感じるのは私だけでしょうか。wikiによると高校時代友人たちと結成した「沖縄慰問隊」でアメリカ統治時代の沖縄を訪問するなどリーダーシップを少年時代から発揮していた金城氏は当時の子供達への希望が半端なかったんだと痛感します。この回では正義感の強い地球人の子供が宇宙人に勝利しますがこの1年後に放送されたウルトラセブンのメトロン星人が登場する第8話『狙われた街』で同脚本家金城氏は人間同士の信頼関係による絆をテーマにします。 画像◎ＤＶＤウルトラマンより |
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ウルトラマン S.H.Figuarts(真骨彫製法)このフィギュアは古谷敏氏が9キロ体重を落とし当時の体に近づけスキャンニングして開発されただけに体形比率ならびに猫背前傾姿勢、スペシウム光線ポーズの手の反りも完全に再現され初代ウルトラマンそのものです。スーツの細かな凹凸しわ造形の作りこみも当時の資料ならびに古谷さんから直に聞き取って制作されたそうです。骨盤部外周にはソフビ(シリコン)材質が使用されポージングはかなりの自由度があります。本人も仕上がりに大変満足していたとBANDAI SPIRITSウェブページのインタビュー記事(2022.02.07)にありました。ここに現代技術により初代ウルトラマンが3Dデータ化され再現された真骨彫製法フィギュアを紹介させて頂きました。 |
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ウルトラマン VS バルタン星人分身体上段ウルトラマンと同メーカーから発売されたバルタン星人の分身体セットで対峙シーンを撮影してみました。ＴＶ映像の分身シーンを再現したこの分身体セットの透明感から実体化への再現は実写から抜け出た感があります。 ☆フィギュアS.H.Figuarts |
書籍紹介
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①ウルトラマン誕生著者実相寺昭雄監督が語る円谷英二監督の特技撮影への思い畏敬から始まりウルトラマンの初期企画、科学特捜隊ベムラーからレッドマン、ウルトラマンへの移行そして各回の撮影秘話・苦心談、特撮のカメラワーク、時代ならではの絵コンテからのアナログ撮影の味、着ぐるみ制作等々今でも通じる特撮の現場を思い描きながら楽しめる内容でした。 ◎ちくま文庫 |
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②ウルトラマン青春記オール東宝ニュータレント1期生の映画俳優ロコ（浩子さんの愛称）さんの連続TV映画オーディション(面接)への話から始まり、ウルトラＱそしてウルトラマンへの出演秘話ならびに出演者、監督さんとの座談会記録等、盛りだくさんの内容です。当時10歳だった私はウルトラ警備隊の紅一点フジアキコ隊員がとても可愛くてきれいな人だなと思って視ていましたがこの本を読んで、制作秘話からも真剣さとやさしい性格が伝わってきてやはり画面通りの方だったんだなと感じました。◎小学館 |
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③ウルトラ絵本シリーズ写真は'93年頃に私の子供たちが幼少のころよく見ていた長岡書店出版の絵本（ほとんど写真）です。書籍を整理していたら出てきて懐かしかったので合わせて紹介します。 |
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